福沢諭吉の「コルリ」(カレー)をめぐって

(『阪大日本語研究』32、2020年)

 出版物やインターネットにあふれる、“福沢諭吉が「カレー」の語を日本に伝えた”、 “『増訂華英通語』に「加兀」と書かれている”などの誤った俗説に対する論評です。『増訂華英通語』の正しい理解を解説し、関連の問題を考察しました。

 大阪大学のリポジトリで公開されています(→開く)。



 改訂版を次の拙著の一部として出版しました。 New!

  • 田野村忠温『近代日中新語の諸相』(和泉書院、2023年)