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文献リストの並べ替え(ソート)
([Ctrl]+[P]で印字できます)

1 概要

 参考文献のリストを著者名または刊行年に基づいて並べ替えます。日本語および欧文の文献を主な対象とします。

 日本語(仮名・漢字)表記の著者名は五十音順またはローマ字順(アルファベット順)に並べます。

2 用法

 文献リストをコピー&ペースト(または手作業)によって入力し、出力順を選んで[実行]ボタンを押します。日本語表記の著者名を含む場合はその排列順も指定します。

 文献は1行に1件の形で書きます。行は著者名で始め、刊行年は4桁の西暦で表します。

3 サンプル

 まずはこちらのサンプルをお試しください。ページが開いたら、出力順と著者名の排列方法を選んで[実行]ボタンを押します。

 処理可能な文献表記のバリエーションはこちらのサンプルで例示しています。

 並べ替える前の最初の文献に「[1]」「(2)」「3)」「4.」のいずれかの形の半角文字による連番が付いている場合はすべての文献にその書式で連番を付加します。こちらのサンプルをお試しください。

4 並べ替えの基準

 並べ替えの基準は概略次の通りです。

  1) 著者名順の並べ替えの場合、同じ著者名の文献は刊行年順とする。
  2) 刊行年順の並べ替えの場合、同じ刊行年の文献は著者名順とする。
  3) 2007a、2007bのように刊行年に英字が添えられていれば考慮する。
  4) 著者名の読み、刊行年が不明の文献は相対的に後ろに置く。
  5) 五十音順排列では和文と欧文の文献を分けて配置する。

 詳細は実験によって確かめてください。

5 人名登録・例外名登録

 著者名が正しく読まれず並べ替えが不完全になる場合は人名とその読みを登録して並べ替え直してください。読みは平仮名で指定します。

 組織名などが正しく読まれない場合は、例外名として登録します。例えば、「週刊『文献ソート』編集部」という著者名を「しゅうかんぶんけんそーとへんしゅうぶ」という読みで登録します。

 例外名登録は欧文の文献の例外的な著者名の処理にも使えます。例えば、著者名がUnited Nationsという組織名の場合、そのまま処理すると人名にならってNationが姓として扱われてしまいます。この場合、United Nationsをunited nationsという読みで登録します。The United Nationsをunited nationsという読みで登録することも可能です。

 登録された人名・例外名は原則として学習されるので、同一の名前を並べ替えのたびに登録する必要はありません。

6 補足・注意

 完璧に並べ替えられるとは限りません。並べ替えの結果を論文や書籍に載せるときは確認・修正が必要です。

 有意味な文字を含まない行は削除します。また、完全に同一の文献は1件に集約します。

 中国語や韓国語などの文献が混在していても処理はできますが、正しい順序にはなりません。

 Word文書におけるイタリック体の情報を失うことなく文献リストを並べ替えることが可能です。こちらの説明をご覧ください。

 サーバーへの負荷を抑えるために処理できる文献の件数を100件までに制限しています。それよりも大きな文献リストについては、本サイトで処理できる形式でテキストファイルに保存してメールでお送りいただければ当方で並べ替えてお送りします。万単位の件数の文献リストでも処理可能です。

6 主な改訂履歴

 2007/09/19 作成
 2008/02/24 刊行年の漢数字表記に対応
 2010/08/06 Unicode対応(諸外国語の文字が混在可)
 2012/09/15 ローマ字順の並べ替え機能、例外名登録機能、並べ替え精度の大幅な向上ほか
 2014/11/?? サーバーの仕様変更により機能しなくなった
 2017/11/19 復活

 ※上記の変更以外にも随時並べ替えの精度の向上を図っています。